ゴルフはシンプルに思えるが、いろんな要素をもっている
1.道具は、ドライバー、フェアウェイウッド、アイアン、ウェッジ、パターと大きく分けて5つある。
「ドライバーからアイアンの打ち方は基本は同じ」と言われるが、長さもシャフトの硬さも、ヘッドの重さも違う。普通に考えると、全く同じ打ち方でうまく行くとは思えない。
2.同じゴルフ場でさえ、18ホール、すべてコースレイアウトが違う。
フェアウェイ、ラフ、林の中、グリーンエッジ、バンカー、いろいろなシチュエーションから打つことになる。隣のコースから打ち上げるなんてこともある。また、左ドックレック、右 ドックレック。トリッキーなコースもあれば、池が多くてプレッシャーがかかるコース、山越えなんてのもある。
3.屋外だから、同じコースでも、自然環境はいつも違う。
暑い日、寒い日、雨が降っている日、風が強い日。雷だと避難することになる。ただし、雪だけは中止になる。寒い冬は手が凍えるし、逆に暑い日は特に後半は集中力がなくなる。トリッキーだと後半足に来る。
他のスポーツも様々な要素を持っていると思いますが、ゴルフほど変化に富んでいるスポーツはないと思います。それだけ、その日が終わってから、何が良かったのか、また悪かったのか、以前の自分と比較して原因を追究するのが難しいのかなと思います。
難しいので、最近は、技術的なことではなく、向き合い方や考え方といった、もっと抽象的で普遍的なことを理解していくことが、上達の道なのかもしれないとよく考えます。