2019年 湯河原温泉の閑静な高台に佇む「石葉」は「自然と静寂」という最高の「おもてなし」で迎えてくれる旅館です

この2日(2019年5月17日~18日)、湯河原温泉の「石葉」に泊まって、心身ともにリフレッシュして帰って来ました。ちょうど10年振りに行きました。次、70歳で行けることを目標に。。。

数寄屋造りの宿泊棟が7つと離れが2つの小さなお宿です。

石葉には、2009年と2019年の2度お邪魔しまし、2009年は数寄屋造りのお部屋に、2019年は離れに泊まりました。

最初に行ったとき「上質なホスピタリティー」を感じて、いつかもう一度は行こうと思っていました。

簡素なたたずまい、玄関には「石葉」とだけ大きく描かれた暖簾が迎えてくれます。

「石葉」のホスピタリティは、ホームページ「ご挨拶」の文言にみごとに表されています。

ご覧ください。

「湯河原を
お愉しみいただきたく…
緑深い湯河原、若草山山中に佇む石葉。

別荘時代の建物を生かし、自然を取り入れた設計は岩戸山、十国峠を望み、離れ本館と野趣豊かに緩やかな斜面に広がります。
古き良き日本の風情や季節の移ろいを大切にした洗練された空間。

骨董を中心に地元の作家やこの地にゆかりある芸術家の作品が、温もりある空間を創りだしています。

良質を誇る湯は昼夜問わず滔々と溢れます。

そして、何よりも大切にしております料理。この地の山海の幸を中心に用いストレートに五感を刺激するものをこころがけております。素材を生かした季節の香り、日本の味をお楽しみいただきます。」

チェックイン、食事、チェックアウトの必要最小限の接客と、全部で9部屋しかないので、大浴場で他のお客と一緒になることも少ないです。そして周りは自然しかないので静寂。最高の「おもてなし」だと思います。

チェックインでは、館内全体と客室に関して十分な説明があり、夕食時も、前菜から一つ一つ丁寧に説明してくださいます。新鮮な海の幸と無農薬野菜を主とした本格懐石料理です。

ほぼ満室の状態にもかかわらず、他の宿泊客と遭遇することもあまりなく、10年前行ったときは、誰とも会いませんでした。こんな旅館はまずないと思います。

今回宿泊した部屋は離れで、24時間温泉が注がれている檜の内風呂がありました。外の景色を見ながら露天風呂の気分で入ることができてとても気持ちが良かったです。何度も楽しませていただきました。

石葉 離れの室内映像です クリックしてください!

ビデオには写していませんが、この奥にツインベッドが置かれた寝室もあります。

飲み物もビール、日本酒、焼酎、ワイン、なんでも揃っていて、価格も市場価格に応じた適切な価格でした。

石葉は、温泉街からは少し離れた小高い山の上にあります。 135号線の「湯河原温泉入口」を降りて、奥湯河原方面へ5KM程進み、最後に2~3分、山を登り切ったところに立っています。 10年前はタクシーを使ったのでよく覚えていなかったのですが、 道幅がかなり狭くてすれ違えない箇所が多いので、運転にはすごく気を使いました。

数寄屋造りの宿泊棟と離れが、別荘時代からの自然を活かした造りを受け継いでいます。2階の部屋や大浴場からは、湯河原の温泉街や箱根連山の岩戸山、十国峠の景色を望む事ができます。

最後のチェックアウトは、女将さんはじめ従業員の方全員でお見送りをしていただきました。

宿泊費は決して安くはありませんが、それ以上のたくさんのものをいただきました。

ありがとうございました。

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