2019年3月 上野は何十年ぶり ピュリズム(純粋主義)運動を推進した建築家ル・コルビュジエとフランスの画家オザンバンの展示会 モダンな「サヴォワ邸」は 100年前とは思えない

国立西洋美術館で、ル・コルビュジエの展覧会を観てきました。

日本で唯一のル・コルビュジエの建築作品である国立西洋美術館で、ル・コルビュジエの展覧会が開催されているというので、行って来ました。国立西洋美術館に入ったのは初めてです。

建築家ル・コルビュジエとフランスの画家オザンバンが、ピュリズム(純粋主義)運動を推進した絵画や
ル・コルビュジエの代表作である「サヴォワ邸」の構造が展示されていました。 「サヴォワ邸」 は建築当初のビデオを流していました。100年前に建てたものとは思えないほど、モダンです。

機関紙《エスプリ・ヌーボーL’Esprit Nouveau(新しき精神)》も展示されていました。

キュビズムは、音楽、文学、建築などさまざまな分野に影響を与えた20世紀において最も影響力のある芸術運動と言われています。印象派までのこれまでの絵画と大きく違う点は、「複数の視点から対象を描くことで、多数の視点から描写する。」といった画期的な発想でした。かのピカソが代表的な作家です。

彼らは、このキュビズムに対して、装飾に堕したと批判し,明確・簡潔な抽象造形を目ざす〈ピュリスムpurisme〉を唱え、進化させていきます。

私は絵画の勉強はまだまだですが、ここの展示されている多くの絵画は、ギター、本、瓶などの日用品が抽象化され、上、横、前、いくつもの視点から規則的に配置されています。しばらく見ていると、最初は複雑に見えるのですが、徐々に、秩序立って構成されていることがわかってきます。

この後、少しアメ横を観てから帰りました。実は、国立科学博物館、上野恩賜公園など、上野は見どころ満載の街です。

昔ピカソの絵画を見たときはさっぱり、訳が分かりませんでしたが、ピュリズムは大変勉強になりました、これから、少し横に展開しながら学んでいきたいと思います。

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