ロマネスク様式とビザンチン様式でできた真っ白な大聖堂サクレ・クール大聖堂の中に入ります

1875年当時は普仏戦争(1870年)とパリ・コミューン(1871年)の直後で暗い時代でした。命を落とした市民を讃え、カトリック教徒の心を癒すための公共の建造物として建立することが決まりました。

そして1877年から40年の歳月をかけ1914年に完成しました。ロマネスク様式・ビザンチン様式の真っ白な大聖堂です。

しかし、礼拝として開放された年が、たまたま第一次世界大戦が終戦と重なったため、1870年普仏戦争以来のドイツへの復讐の象徴として多くのフランス人に理解されるようになりました。

中に入ると、真正面にモザイク画を見上げることになります。キリスト、マリア様、法王の像、そして司教たちの姿が描かれています。

下の映像は2012年、はじめた入った時のものです。

下は2018年です。もう少し堂内の雰囲気がわかっていただけると思います。

実は内部は撮影禁止です。知らずにうっかり取ってしまいました。結果的に貴重な映像になりました。

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