オランジェリー美術館 モネの『睡蓮』の連作を収めるために美術館として整備された。睡蓮が2部屋の壁一面を覆い尽くす

1927年5月、モネの「睡蓮」は、オランジュリー美術館で、第一次世界大戦の戦勝記念として公開されました。モネが亡くなって5か月後のことです。

この建物自体は、1985年にオレンジの木を保存する温室として作られたのが始まります。

私の次の記事にモネが「睡蓮」の連作に心血を注ぎ、ここオランジュリー美術館に展示されるまでの経緯など書いています。是非ご覧になってください。

その後1965年にヴァンテール・ギョームが長年コレクションした多くの絵画が、モダン・アート・ギャラリーとして展示されます。

ギョームは死の直前に彼のコレクションを寄贈することにしたが、妻がさらに収集を続けた後、寄贈されることになりました。ギョームと妻の2番目の夫、建築家のジャン・ヴァルテールの名前を冠しています。

セザンヌの「林檎とビスケット」、ルノワールの「ピアノを弾く少女たち」、ピカソ「水浴の女」シスレー「モンビュイッソンからルーヴシェンヌへの道」など多くの傑作があります。

でも、オランジュリー美術館と言えば、何といっても、いつまでも自然光で照らされ、訪れる度に新たな感想を与えてくれる、部屋壁一面を覆い尽くすモネの「睡蓮」に違いありません。

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