広島4日目の最終日は原爆犠牲者の方々への鎮魂の祈りと平和への願い“愛とやすらぎのために”「ひろしま美術館」へ

この美術館について、次のような解説があります。

ひろしま美術館は、創業100周年を迎えた広島銀行が昭和53年11月3日に開館しました。“愛とやすらぎのために”をテーマに、構想10数年のもと、人々の希望に応える香り高い美の殿堂として誕生したのです。今日の広島の礎となられた原爆犠牲者の方々への鎮魂の祈りと平和への願いがこめられています。

これが「広島市民のアイデンティティー」の一つになっていると思います。

行った日は特別展「ポーラ美術館×ひろしま美術館 共同企画印象派、記憶への旅」をやっていました。

「ポーラ美術館とひろしま美術館のフランス印象派の風景画を中心に、ドラクロワやコローからピカソ、マティスまで73点の名品を、「記憶」をテーマに紐解く特別展」ということでした。

印象派を中心にして、印象派以前のロマン主義、写実主義・バルビゾン派、印象派後のポスト印象主義、フォーヴィスム、キュピズムと、19世紀初旬から20世紀初頭の、わずか1世紀足らずの間に駆け巡った、西洋絵画をたっぷり鑑賞できます。

コロー(写実主義・バルビゾン派、印象派のモリゾの先生ですね)の作品が以外に多かったのが印象的です。日本でこれだけ彼の絵を見ることができたのは初めてでした。

建物がきれいで、展示室の空間を広くとっています。また時代と主義で並べられているので、大変分かりやすいものになっていたと思います。

テーマ “愛とやすらぎのために”が全体に感じ取れました。

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