ポンピドゥーセンターは外にむき出しになった赤いと青いパイプにはビックリする。はじめは違和感、今ではパリらしい

ポンピドゥーセンターはデザインが斬新すぎて、美観を損ねると批判された
ポンピドゥーセンターはパリでルーヴル美術館の次に人気の総合文化施設です。オルセー美術館より入場者数は多い。
1969年、ジョルジュ・ポンピドゥー大統領 (1969-1974) が、デザイン、音楽、映画関連の施設および図書館を含む近現代芸術拠点を設ける構想を発表し、1977年に完成しています。
当初は、デザインが斬新すぎて歴史ある建物が立ち並ぶパリの美観を損ねるなどの批判がありました。大きな変化に対して人は拒否、抵抗するが、徐々に慣れて行く。いいも、悪いもです。
エッフェル塔が建った当日と全く同じです。
今では、100,000点以上の作品を所蔵し、近現代美術としては、ニューヨーク近代美術館に次ぐ規模になっています。
でも、初めて見たときは、その外観にびっくりしました。
パリのど真ん中に、突然、こんな建物あるんです。2012年に初めて見たとき、「なんだこりゃ!」でした。どなたも驚くと思います。
下が赤色で段々になって上へ伸びているパイプのようなもの。これはエスカレーターです。
青色のパイプは水道管や配管などの設備です。



パリの眺め (VUE DE PARIS)
階段・エスカレーターの踊り場は展望スペースになっています。
こんな天空みたいな廊下があります。エッフェル塔が向こうに霞んで見えました。


2018年に1度入りましたが、近代美術から現代アートの多くの巨匠作品が鑑賞でき、1つ1つの作品にゆったりとしたスペースがあるので、近代美術が好きな方は存分に堪能できると思います。
私は現代アートにはそれほど興味がないので、さっと見て、ランチに行きました。。。
ポンピドゥーセンターの向かいにはいくつもショップが並んでいます。
妻がよく買っていたパリのショップがあったとのことで、しばらく見てました。
何か選んでずっと考えた挙句、「パリでいいと思っても日本に帰って着ると、やけに奇抜過ぎるんだよね!!」とか言ってたかな。。。



カフェが集まっている一角があり、外にテーブルと椅子をたくさん出してます。
いつもここポンピドゥーセンターに来ると、「ビールとピザかなんとか食べて、少し休んで、次に向かう」こんな感じです。近くにはレストランはたくさんあります。値段が安いし、気楽に食べられます。