夜のセーヌ川クルーズ①行き ノートルダム大聖堂でクライマックスを迎える。動画で一緒に楽しんでください!
夜のセーヌ川クルーズは、ディナー付きでなくてもこんなに楽しめます
このビデオは2013年に、 バトー・パリジャンに乗船して、撮影したものです。
橋を潜りながら、イルミネーションされた建造物を、動画と写真を交えながらご紹介して行きます。
左に陣取っていたので、紹介するものはすべて左手に見える建物です。
行きの目玉はノートルダム大聖堂、帰りの目玉はエッフェル塔です。
『パリの空の下』をはじめ「ザ・パリ」に相応しいバックミュージックを聴きながら楽しんでください。ボートがたくさん停泊しています。絶え間なくクルーズ船と行き交います。汽笛の音、鳥のさえずる音が聞こえます。
動画はすべて十数秒から長くて1分ちょっとです。チャッチャと見れると思ます。
私のつまらないつぶやきは無視してください。
ノートルダム大聖堂でクライマックスを迎えるセーヌ川クルーズ
さて、イエナ橋から出発です。 ドゥビリ橋へ
ドゥビリ橋はもともと1900年のパリ万国博覧会のために歩行者用として、一時的な橋として架けられたものです。
ベルリンの壁が崩壊した1989年、東ドイツの外交官がこの橋の上で死体で見つかりました。冷戦当時、この橋は東側のエージェントが秘密の会合をする場所だったとのことです。
目にするもの全て、いろんな歴史が刻まれていることを感じます。
ドゥビリ橋を潜ると、『パリ市立近代美術館』とアルマ橋が見えてきます
『パリ市立近代美術館』は1961年に開館し、937年万博で展示された近代美術作品や家具を中心に、20世紀のピカソや藤田嗣治などの絵画や彫刻、約8000点がコレクションされています。
アルマ橋を潜ると、バトー・ムッシュのクルーズ船が出向の準備をしてます。
アルマ橋の近くでは、1997年、ダイアナ元英国皇太子妃が事故死という、悲痛な事故がありました。
セーヌ川クルーズ 『パリの空の下』の曲が流れるだけでザ・パリになる!!!
聞き覚えのある曲が流れていたと思います。『パリの空の下』 (Sous le ciel de Paris) です。
パリと言えばこのシャンソン。夜のクルーズだからでしょうか? 乗船してすぐに聞こえてきました。
この歌は、1951年作映画『巴里の空の下セーヌは流れる』(Sous le ciel de Paris)の挿入歌でもあり、リーヌ・ルノーが創唱し、あのエディット・ピアフの録音でかなり普及しました。
旋律に関して認知度が高く、このように歌詞なしで演奏されることが多い曲です。
ノートルダム大聖堂やサン・ルイ島などが歌詞にも出て来る、セーヌ川で恋をはぐくむ恋人たちの歌です。だからクルーズ船にはぴったりなんですね。
アンヴァリッド橋です。光り輝く『グラン・パレ』が見えてきます。
アンヴァリッド橋と聞くと、アンヴァリッドの正面に行くための橋だと思うのですが違います。 アンヴァリッドの正面には次のアレクサンドル3世橋が架けられています。不思議です。
『グラン・パレ』は、ドゥビリ橋と同じく、1900年のパリ万国博覧会のために建てられた展覧会場、美術館です。
アンヴァリッド橋を過ぎると、さあ見えてきます。アレクサンドル3世橋です。
アレクサンドル3世橋はフランス大統領サディ・カルノーとロシア皇帝アレクサンドル3世の間に結ばれた友好の証として、ニコライ2世が1900年のパリ万国博覧会にあわせてパリ市に寄贈したもので、『アンヴァリッド』広場と『グラン・パレ』、『プティ・パレ』の間を結ぶように建設されました。
明るい光で照らされ、金色に輝く巨大なペガサスの銅像が見えます。
ビデオの中で、妻が解説してくれています。「。。。世界万国博覧会で、ロシアとフランスの友好的シンボルとして造られました。」
コンコルド橋を過ぎて、ソルフェリーノ橋を潜ります。クルーズ船とあいさつです。目の先にはロワイヤル橋、その左にルーヴル美術館が見えて来ました。
コンコルド橋は、右には『ブルボン宮』。幅も広く、他の橋に比べ圧倒的に交通量が多いと言われます。
ディナー・パーティで賑わう船が来ました。会社のパーティか、観光船なんかでしょうか。
妻は「シャンパンを飲みながら。。。まあ、優雅だこと」などと羨ましがってました。
ルーヴル美術館が続きます。長い長い。。。カルーゼル橋を潜ります。
船から見ると、『ルーヴル美術館』、本当にデカいことが改めてわかります。カルーゼル橋から2つ先のボン・デザール橋まで続きます。
『ルーヴル美術館』の写真3枚です。
ポン・デザール橋を潜ると、ポン・ヌフが見えてきました。シテ島の先端右側を通過します。
ここにはいつも若者がたむろして?賑わってます。
「シテ島」だけで九つの橋があり、隣のサン・ルイ島や右岸(北側)、左岸(南側)を結んでいます。
ここから、次々と橋を潜ることになります。
ポンヌフに来ました。
ポン・ヌフは「当時”一番新しい”の意味だが、今はパリに現存する最古の橋」としても有名ですね。
『サント・シャペル』が見えて来ました。
サント・シャペルの投稿です ↓
部屋一面のステンドグラスにビックリするサント・シャペル 2階に上がると眩いばかりの光の中へ
隣にいた女学生達がシテ島の若者たちに奇声を上げてます。お互いですが。。
サン・ミッシェル橋を潜ります。ナポレオン3世の “N” の文字
この橋は1378年に木造で作られ、1617年、ジョルジュ・オスマンの都市改造の一環として、4連アーチで構成される石造橋として建替えられています。だから、ナポレオン3世の “N” の文字が装飾されています。
セーヌ川クルーズ 行きのクライマックスです。いよいよノートルダム大聖堂が姿を現します
サン・ミッシェル橋を抜けると、鐘の響きとともに、警視庁の建物の先にノートルダム大聖堂が見えてきます。
プチ・ボン橋、ドゥブル橋を潜りながら、ノートルダム大聖堂をずっと見上げてました。
ノートルダム大聖堂の真横を通過して後塵をへ行きます。
2019年の火事で焼け落ちてしまった尖塔が見えます。
これで行きは終了です。この先でクルーズ船はUターンします。
少し、パリにいる気分になりましたでしょうか?