パリ市庁舎からマレ地区の歴史保存地域を散策し、ヴォ―ジュ広場とカフェ・ユゴーへ
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ノートルダム大聖堂の正面、ファサードに向かって左に進み、結構道幅の広い橋(アルコール橋 )を渡ります。ここから西側一帯がマレ地区です。この橋を渡るとすぐ大きな建物が見えてきます。「パリ市庁舎」です。現在もパリの行政機関がこの建物を使用しています。
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「パリ市庁舎」のファサードはびっくりするほどの大きさ、長さを誇る
「パリ市庁舎」は1628年、ヨーロッパ一の都市パリにふさわしい市庁舎として建てられ、200年後の1835年に、2つの翼棟が建設され、正面ファサードのギャラリーと接続され、現在の広大な建物となったそうです。
数々の歴史の舞台にも登場しています。
1871年のパリ・コミューンでは自治政府が置かれした。コミューン自身が放った火によって彼らの最後とともに炎上にし、石造りの骨組み以外すべて燃え尽くしたということです。
その後約20年かけてみごとに再建され、外観は16世紀フランス・ルネサンスの様式を取り入れています。
現在、地方行政機関の他、パリ市長が大きなレセプション会場としても利用しているとのことです。またヨーロッパ文化遺産の日(9月の第3土曜・日曜日)は一般公開され、サッカーやテニスの試合のパブリックビューイングでも使われているそうです。
いつも「すごいなー」と外観を見ながらその前を通り過ぎるだけなので、チャンスがあったら中に入ってみたいです。
パリ市庁舎の前を通って、すぐ右に折れて進むとマレ地区です。ここは歴史保存地域として、左右に16~18世紀に建てられた貴族の館が立ち並びます。スービーズ館だけ覗いてみました。
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ヴォ―ジュ広場とカフェ・ユゴー(Café Hugo)
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しばらくマレ地区を1キロメートルほど散策して歩いて行くと、ヴォ―ジュ広場に着きました。さらに400メートルほど行くと、フランス革命発端の場所となった、バスチーユ広場があります。
この辺りは、16世紀半ばから17世紀にかけてここには王宮があり、周辺には貴族の館が建ち並んでいました。 中央に噴水を配した緑が豊かなこの公園は、今は市民の憩いの場として親しまれています。
広場を取り囲むように建つ建物は、赤レンガと白い切石のコントラストが鮮やかなアーチ型屋根の回廊になっていて、カフェやアートギャラリーが並んでいます。
その中のひとつ、カフェ・ユゴー(Café Hugo)に入りました。店内の席には目もくれず、回廊のテラス席へ。私たちお決まりのビールです。
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1832年から16年間暮らした文豪ヴィクトル・ユゴーの家も、この回廊内にあり現在はパリ市立の美術館として一般公開されています。