2019年9月23日 / 最終更新日時 : 2020年10月5日 Parisit-satoru パリ 新鋭画家が悪しき「サロン」をぶち破り、自分たちの未来を切り開いていった12年に渡る「印象派展」ここから新しい時代に入った 当時、サロン・ド・パリ(フランス芸術アカデミーの公認展覧会)が権威を振るっていました。19世紀の芸術家にとって、最も権威のある展覧会であり、芸術家にとっては成功への登竜門となっていました。逆に言うと、サロンに出品して受賞 […]
2019年9月6日 / 最終更新日時 : 2020年10月4日 Parisit-satoru パリ ゴッホは人一倍真面目で、正直で、純粋な求道師だ そしてまさしく天才だった フィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホ (1853-1890年) ゴッホもモネに劣らず、日本人が大好きな印象派の画家です。特に「向日葵(ひまわり)」が有名だと思います。 1853年オランダのある村で、祖父、父と牧師だった […]
2019年8月19日 / 最終更新日時 : 2020年10月4日 Parisit-satoru パリ 「ドガと言えば踊り子」と言われ、生涯自分のスタイルを追求したエドガー・ドガ ドガは印象派展の企画と運営に最後まで携わっていたことから、「印象派」の創設者の一人と言われています。第2回印象派展からずっと作品を出展しています。 しかし、本人は自分を「写実主義」であると主張し続けました。実際、ほとんど […]
2019年8月10日 / 最終更新日時 : 2022年7月15日 Parisit-satoru 印象派 2019年8月「すみだ北斎美術館」へ 葛飾北斎をテーマにした数少ない美術館 2019年8月8日、すみだ北斎美術館へ行ってきました。 葛飾北斎をテーマにした美術館は、他には、信州にある「北斎館」(長野県上高井郡小布施町)だけです。 実は島根県に「葛飾北斎美術館」があったのですが、2015年に閉館し […]
2019年8月9日 / 最終更新日時 : 2020年10月3日 Parisit-satoru パリ 映画「ゴーギャン タヒチ、楽園への旅」南太平洋の自然に覆われた楽園へ ヴァンサン・カッセル迫真の演技 映画「ゴーギャン タヒチ、楽園への旅(2017年)」を見ました。 1891年、貧苦にあえいでいたゴーギャンは、新天地、南太平洋フランス領タヒチへ旅立ちます。島でも貧乏が絶えません。咳もほどくなります。それでも絵を描き続け […]
2019年8月7日 / 最終更新日時 : 2021年2月19日 Parisit-satoru パリ 自らを「首輪のない森の狼」と称したウジェーヌ・アンリ・ポール・ゴーギャン ゴーギャンは印象派の自然主義を強烈に批判し、印象派とははっきりと異なる色使いの作品を多く残しました。 後期印象派の巨匠のひとりに数えられますが、彼の考えや感じ方は他の画家とは全く異質なものでした。 明確な輪郭線と平坦な色 […]
2019年8月3日 / 最終更新日時 : 2020年10月4日 Parisit-satoru パリ ポール・セザンヌは「近代美術の父」と讃えられている ピカソには「唯一の師」とまで言われ、キュピリズムの概念の基礎を作った セザンヌの原点は、このプロヴァンスの環境や自然、人々の中に存在していた。 1839年、フランス南部、エクス・アン・プロヴァンスで生まれます。プロヴァンスは北に位置するパリとは今でも電車で4,5時間の距離があります。 印象 […]
2019年7月30日 / 最終更新日時 : 2020年10月3日 Parisit-satoru パリ オランジェリー美術館 モネの『睡蓮』の連作を収めるために美術館として整備された。睡蓮が2部屋の壁一面を覆い尽くす 1927年5月、モネの「睡蓮」は、オランジュリー美術館で、第一次世界大戦の戦勝記念として公開されました。モネが亡くなって5か月後のことです。 この建物自体は、1985年にオレンジの木を保存する温室として作られたのが始まり […]
2019年7月26日 / 最終更新日時 : 2020年10月3日 Parisit-satoru パリ オルセー美術館は大きな2つの時計が目印-45歳で急逝した孤高の画家カイユボットが寄贈した多くの印象派絵画を観ることができる オルセー美術館は1986年、「印象派やポスト印象派絵画のコレクションとして世界最大の美術館」として 1986年に開館しました。 1977年廃駅となったオルセー駅舎を美術館に改築したものです。中央ホールは、地下ホームの大き […]
2019年7月25日 / 最終更新日時 : 2020年10月13日 Parisit-satoru パリ 「女性」が芸術の源だったルノワール 亡くなる間際まで筆を離さず、最後の言葉は「やっと何かわかったような気がするよ。。。」 ピエール=オーギュスト・ルノワールは 『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏場』、『舟遊びの人々の昼食』など、日本人になじみの深い印象派画家です。 「女性」がルノワールの芸術の源 モネは積み藁や大聖堂など、自然や風景、建物 […]