モンパルナスタワーは「ビールが飲めて、お金も安く済んで、パリの夜景を楽しめる」、私たち夫婦には絶好の場所

モンパルナスタワーは、1972年に完成したオフィスビルで、高さは210mです。

やはり、エッフェル塔と同じで、外観を重視するパリ市民にとって賛否というより、批判が多かったのでしょう。

このタワーが建って以後、半世紀の間、パリ市内にこれを超える高層建築は建てられていません。

同レベルの高さでパリ市街を見渡せるところはエッフェル塔しかありません。

ご存知のようにエッフェル塔はめちゃ込みです。事前にチケットを買って、長い列に何時間も並んで、エレベーターで展望台に上がるだけで疲れます。飲食するのもレストランしかないので、ぐるっと回ったらもう終わり、こんな感じです。

一方、モンパルナスタワーは並ぶこともなく、カウンターでチケットを買って、あっさり59階の展望室へ行けます。2度行きましたが、展望室も混んでません。

エッフェル塔を正面にした窓のそばには、いくつか長椅子が用意され、イスの位置を適当にずらしながら、誰にも邪魔されず、ゆっくり夜景を楽しめます。

またカフェや軽食が楽しめるので、「ビールが飲めて、お金も安く済んで、夜景を楽しめる」、私たち夫婦には絶好の場所の一つです。

窓を見て、目にすぐ飛び込んで来るのは、やっぱりエッフェル塔です。

シャン・ド・マルス広場 →エッフェル塔→ラ・デファンスと直線で見れます。

3キロ先のエッフェル塔、その後ろには都市再開発地区ラ・デファンスの高層ビルが見えます。ここで10㎞弱の距離です。日が沈む前後を殺えしてみました。

モンパルナスタワーの210mに対して、エッフェル塔の第3展望台が276.1m、塔の先端が324mです。ほぼ同じ目線で全体を眺めることができます。

左に45度回ると真下にアトランテック庭園、先にはモンパルナスの駅から何本もの線路が曲線を描いています。

さらに45度廻り、エッフェル塔の反対側はモンパルナス墓地です。

はるか先にサクレ・クール寺院が見えます。 5.5キロ先です。

展望室にある見学用の椅子と軽食のカウンターです。

窓際の椅子に座って、ビール片手に、サラダ、サンドイッチを食べました。

パリの歴史建造物の展示があります

エッフェル塔が建てられた歴史、下の写真はマレ地区に立ち並んでいる16~18世紀に建てられた貴族の館です。右下はスービーズ館です。

日没後の毎時0分から5分間点滅するシャンパンフラッシュ

妻が満足げにビールをいただいています。展望室はこんな感じです。スキスキですね。右下の写真で上に一段上がった場所に3つほど長椅子が置かれてます。この椅子は奪い合いかな。

展望室の上にはヘリポートも兼ねている屋外デッキ

ガラス越しですが、開放感があって最高でした。 最初知らなくて屋上に登ってみたので、びっくりしました。

右の写真に写っている赤色のいかにも座り心地の良さような椅子が見えます。結構置いてあるのですが、まあ、空いてませんでした。中央の青い丸がヘリポートですね。

最後にとっておきの夕焼けに見えるエッフェル塔

モンパルナスタワーについて

入場料€15、入場待ち時間もほとんどなく、年中無休営業

夏期(4/1~9/30) 09:30~23:30 冬期(10/1~3/31) 09:30~22:30

モンパルナス駅から徒歩5分でモンパルナスタワーへ。

オレンジのテント屋根がある階段を上ると、モンパルナスタワーの入口です。

入口を入ると、すぐチケット売場です。大人€14を支払って入場券を購入、係員に提示。

高速エレベーターで最上階の56階へ

パリに行ったら是非、モンパルナスタワーへ

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